こんにちは。wakabaです。
着物と袴を着たら、せっかくですから写真に残しておきたいですよね?
友達と写真を撮り合うのは楽しいですが、プロに撮ってもらうきちんとした写真もあるといいかもしれませんね。
でも、卒業式の袴姿の写真を、いつ、どこで、どんなふうに撮ったらいいのか、そのタイミングが分からない人もいるのではないでしょうか。

撮影の仕方はいろいろあります! 今回は6つの方法と、気を付けたい点などをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事はこんな人におすすめです。
・袴姿の写真を丁寧に撮りたいと思っている人
・袴姿の写真を、あまり時間もお金もかけずに効率よく撮りたい人
・袴姿の写真をプロに撮ってもらいたい人
・自分に合った写真の撮り方を検討したい人
この記事を読めば、自分はいつ、どこで袴姿の写真を撮るといいのかがわかりますよ。
では、始めましょう!
袴姿の素敵な写真を撮るための6つの方法
写真撮影で考えなければならないのは、時間と場所です。
まず時間。卒業式の袴姿の写真といえば、卒業式当日に撮るものだと思っている人が多いと思います。確かに袴姿の友達と写真を撮り合うのは、当日にしかできないことです。
しかし、事前に撮るという選択肢を加えれば、もっとできることが増えますよ。
それから、場所です。卒業式の会場はもちろんですが、このほかに地元の写真館、チェーンの写真館、学校の敷地内など、いろいろな場所を選択肢に加えてみると、素敵な写真が撮れるチャンスが増えます。
今回はそれらを踏まえた6つの方法をご紹介します。
①レンタル業者のセットプランで記念撮影をする
レンタル業者のセットプランの中には、記念撮影が入っていることが多いようです。業者が用意した支度場所で着物と袴を着たら、その会場内でプロが写真を撮ってくれるのです。
メリットは、なんといっても支度した直後ですから、ヘアメイクも着付けもとてもよい状態で写真を撮れることです。着物&袴に着替えて撮影へと、スムーズに流れていきますので、時間の無駄もありません。
ただ、支度場所で支度をする人は他にもたくさんいます。次から次へと撮影するので一人当たりの撮影にそんなに時間をかけられません。撮影するのは1ポーズのみだったりしますが、記念写真ですから、これでよしとする人は多いようです。
②レンタル業者で前撮りする
レンタル業者によっては、セットプランの料金に前撮り料をプラスすることで、卒業式に着る予定の着物と袴を着て、店内の写真スタジオなどで前撮りをしてくれる場合があります。
ただし、外に出ての撮影などはできませんし、家族と一緒の撮影もできないようです。
これを利用すると、セットプラン卒業式当日の記念撮影はなくなるようです。前撮りプランにはプラス料金が必要ですが、卒業式当日の慌ただしい雰囲気の中で撮るよりは、リラックスできるかもしれませんね。
あなたが借りたいと思っている業者さんに前撮りプランがあるのかどうか、確認してみてくださいね。
③事前に外で撮る
これは着物と袴を買った人向けです。
自分でヘアメイク、着付けをしてから、プロのカメラマンにロケーション撮影をしてもらうという方法もあります。
場所は、例えば、学校の敷地内(これが可能かどうかは学校によります。許可が必要な場合もありますので事前に確認してください)で思い出の場所を巡るというのはどうでしょう。
あるいは、地元の有名な観光地で撮影してみるのも、よい思い出になりそうです。
プロのカメラマンは、「出張撮影」などのキーワードで検索したり、職人さんを探すサイトなどで探したりしてみると、見つけることができます。
カメラマンを選ぶときのポイントは、着物姿の女性の撮影に慣れた人で、実績のある人を探すことです。
いくらプロのカメラマンでも、「風景や料理の写真は得意だけど仕事として女性の撮影をしたことがない人」では、あなたの自然な表情を引き出してもらえない可能性があります。女性の撮影に慣れた人ならば、楽しい言葉、うれしい言葉をかけてくれてあなたをその気にさせてくれるはず。
それから、着物の撮り方を知らない人だと、せっかくの着物と袴をきれいに見える角度で撮ってもらえないかもしれないからです。
注意してほしいのは、カメラマンには公的な資格は必要なく、「自称」でもなれる職業だということです。面識のない人に仕事を依頼するときにはリスクが伴います。もしも撮った写真を無断でどこかに公開されたりでもしたら、大変です。
依頼する前にカメラマンのホームページなどで確認したほうがいいことは、①今現在、どんな仕事をしているのか、②あなたのイメージに近い写真が掲載されているか、③条件や料金、③写真データは確実に消去すること、などです。自分一人で決めないで、依頼する前に身近な人に相談し、大丈夫そうかを判断してもらった方がいいと思います。

撮影時は荷物を持つ人が必要です。安全の面からも、お友達に立ち会ってもらったり、あるいは一緒に撮影したりしてもらうのもいいかもしれませんね。
④チェーンの写真館で着物&袴を着て前撮りをする
着物と袴を貸してくれてヘアメイクもしてくれる写真館で、卒業式の前に撮ることもできます。全国チェーンの写真館があったりしますので、探してみてくださいね。都合により卒業式に出席できない人にもおすすめです。
ただし、こういった写真館は卒業式以外のいろいろなイベントの写真を撮るため、特に、七五三の季節は予約が取りにくくなる可能性があります。写真館の繁忙期を外したほうが予約が取りやすくなります。
⑤卒業式当日に写真館で撮る
卒業式の開始時間が昼以降の人に、可能な方法です。
着物と袴を買った人、宅配のレンタルを利用した人が、家や近所の美容院で着物&袴を着てヘアメイクをしてから、近くの写真館へ行って撮影してもらい、その後に卒業式に出席します。
卒業式当日が朝からちょっと慌ただしくなりますが、これなら家族と一緒に記念写真を撮影することが可能です。
当然、事前に近所にある写真館の予約をする必要がありますが、その際に注意することとしては、その写真館のカメラマンはどんな写真が得意なのかを確認することです。
いわゆる昔からあるような、家族が全員集合した自然で幸せそうな記念写真が得意なカメラマンもいれば、モデル撮影のように、あなた一人の動きがある写真を撮るのが得意なカメラマンもいます。あなたのイメージに合う写真を撮ってくれる写真館を選んでくださいね。
⑥卒業式当日に友達と撮り合うときにも、ひと工夫を
卒業式の前後の時間には、着物&袴姿の写真を友達とたくさん撮り合いましょう。
これは誰もがすることではありますが、納得のいく写真を撮るためにはひと工夫が必要です。
事前に、着物&袴のカタログなどを参考に、「こんな角度、こんなポーズで撮ってもらおう」と、いくつかのパターンを考えておくといいかもしれませんね。
以下のチェックポイントも参考にしてください。
・背景に、残念なものが映り込んでいないかどうかをチェック。
・集合写真は、友達とお互いに着物やヘアをチェックしてからに。
・手の指先のニュアンスを効果的に使ってみて。
・足元も気を抜かないで。草履の人は、ブーツの人よりも背が低く見えてしまうので、一緒に映る相手に合わせて、つま先立ちをするなどして調整したほうがいいかも。
・目線を外した写真も撮っておくといいですよ。
【まとめ】あなたが納得のいく写真を撮るために
いかがですか。
今回は袴姿の写真の撮り方を、6つご紹介しました。
おそらく、写真に情熱を注ぐ人もいるし、そこまでこだわりがない人もいると思います。大事なことは、あなたが納得するかどうかです。
あなたにぴったりの方法を選んでくださいね。
たまに、イベントなどで「写真、写真」とそのことばかり考えている人がいませんか? 確かに写真は大事ではありますが、「写真のことばかり考えていて、卒業式の雰囲気を楽しめなかった」なんてことがないように、準備をしておきましょうね。