こんにちは。wakabaです。
春がきて、過ごしやすくなったせいか、浅草にはたくさんの外国人観光客の方が押し寄せていて、雷門から浅草寺に続く仲見世通りはいつ行っても人、人、人ですごいことになっています。そして、日本人だけではなく、海外の方も着物を楽しんでいらっしゃいます。
仲見世通りはランウェイ
ファッションショーでは、モデルが歩く道をrunway(ランウェイ)と呼びますよね。
浅草の場合、赤い大きな提灯が下がった「雷門」から、浅草寺へ続く参道のことを仲見世通りと呼びますが、ここは着物を身にまとった紳士淑女にとってのランウェイだと勝手に思っています。
ですから、この春も仲見世通りランウェイをゆっくり歩いて、着物姿の人々を探してきましたよ。
この春、気になった方々の装いをチェック!
さっそく仲見世通りランウェイと浅草寺でこの春、私が気になった方々をご紹介します。
①女性の全体的な傾向としては、春のせいか、明るい色で、花柄の着物を着ている人が増えた印象です。この写真は海外の方です。

②相変わらずレースも人気です。以前よりもレースのバリエーションが増えたようで、「こんなタイプが出てきたのか~」と感動します。「レースを着るのは日本人」というわけでもないんですよね。海外の人も着ています。

③海外の方には、鮮やかなはっきりした赤系の着物が人気のようです。

④着物のカップルも増えてきました。日本人カップルも、海外のカップルもいます。

⑤年配の男性の着物姿も見かけますが、海外の人ばかりです。着物姿の日本人男性グループには会ったことがありません。

⑥まだ4月ですが、この日は30度近くまで気温が上昇したせいか、早くも浴衣を着ている人たちがいました。

着物が浅草に春を運んできた
春になった途端、浅草には海外からの観光客の方々が大挙して訪れていて、浅草寺はいろんな国の人たちが着物を着てあちこちで撮影会を行っています。
冬の間はもっと存在感のある着物、例えば金の刺繍などが入っている振袖や、留めそでっぽい着物を着ている海外の方が多かったのですが、今はもっと色鮮やかな着物を着ている人が多く、春が来たんだなぁと感じます。
日本人の場合は、「赤系の着物は年をとったら着られない」などと思ってしまいがちですが、海外のお年を召した淑女の皆様は、そんなことは気にせず、それぞれが好みの色柄の着物を着ているように見えます。とても自由な感じです。日本人も少し見習って、いろいろ考えすぎずにコスプレ感覚で気軽に着られるといいなぁと思ったりします。
そして、日本人の男性も、もっと着物にチャレンジしてくれるといいなぁと思っています。和服の男性には、着物ならではの男の色気というか、そういうものを感じるからです。
桜が散って新緑の季節になり、暑くなってきました。これから浴衣が増えてくるんでしょうね。
夏のレポートをお楽しみに。